開幕延期でマイナー選手は不安の日々 元広島助っ人が激白「節約しないといけない」
「今のところは大丈夫だが、これからのこともあるし今は節約しないといけない」
ローレンスはマイナーリーグで7年間過ごした後、2017、18年にブルージェイズとマリナーズで計38試合に登板。そして昨季は広島でプレー。僅か1試合登板で0勝1敗、防御率10.80に終わり、戦力外となった。今年1月にツインズとマイナー契約を結んだ右腕は、MLBのロースターに入ることを願っている。「いい感じで来ていたから、(中断したことで)それを失いたくない」と記事内で語っている。
ただ、32歳の右腕はこれが原因でメジャーへの道が閉ざされたとは考えていないとも語っている。「いつも前を見ているんだ。野球を永遠にプレーすることは出来ないが、幸いここまでは怪我なくやってこれた。これからも、なるべく長くプレーしたい」。現在は父親とキャッチボールをするなどして、来るべき日に備えているという。
記事は開幕延期による、マイナーリーガーの経済問題についても言及。ローレンスは、プロとして経験が長くあり、他のマイナーリーガーと比べると経済的な状況は悪くはないというが、それでも、彼はいろいろ考えてしまうという。
「ずっと長い間倹約してきたし、昨年は日本でプレーした。(経済的には)今のところは大丈夫。ただ、これからのこともあるし、今は節約しないといけない」
記事は、こんな不安定な状況の中でも、選手はなるべくポジティブになろうとしていると指摘。あらゆる問題が解決されるためにも、1日でも早い開幕が待たれる。
(Full-Count編集部)