サイン盗み告発者を揶揄した元ア軍野手が“釈明” 「ただ単にグラスが面白いなと…」

2018年までアストロズに在籍していたエバン・ギャティス【写真:Getty Images】
2018年までアストロズに在籍していたエバン・ギャティス【写真:Getty Images】

ギャティス「彼が嫌悪感を抱かなければいいと思っていたよ」

 このオフのメジャーの話題の中心となったアストロズのサイン盗み。その余波は依然残っており、2018年までアストロズに在籍したエバン・ギャティス捕手が、サイン盗みを告発したアスレチックスのマイク・ファイアーズ投手をからかうような写真をSNS上に投稿し、炎上する事態となった。しかし、ギャティスはその後、自身のツイッターで「悪意はない」などと釈明している。米テレビ局「CBSスポーツ」が伝えている。

 CBSスポーツは「2017年のアストロズ所属選手だったエバン・ギャティスが、マイク・ファイアーズに対するあからさまな侮辱行為について説明をする」とのタイトルで、ギャティスのツイッターを紹介。ギャティスは「僕は彼に対して悪意は全く持っていないよ。僕たちはテキストメッセージも既にしているし、彼が嫌悪感を抱かなければいいと思っていたよ。彼は僕たちのチームメートだったからね。ただ単にグラスが面白おかしいなと感じたんだ」と綴っている。

 ギャティスは自身のツイッターに1枚の写真を投稿。ビールグラスにはファイアーズの似顔絵と共に「チクリ野郎は痛い目に遭う」と描かれており、これにファンは激怒。炎上する事態となった。

 アストロズのサイン盗みをメディアに告発したファイアーズはこれまでにも、レッドソックスなどで通算219勝を挙げたペドロ・マルティネス氏や、通算541本塁打を誇る元レッドソックスの強打者デビッド・オルティス氏らから批判を受けてきたと、記事は指摘。アストロズのサイン盗みは依然、尾を引いている。

(Full-Count編集部)

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