西武松坂の別メニュー調整に西口コーチは軽症を強調 「大げさなことではない」

西武・松坂大輔【写真:荒川祐史】
西武・松坂大輔【写真:荒川祐史】

球団関係者「予定通り開幕なら、やらないで済ませていた」

 西武は30日、松坂大輔投手が28日に右膝にコンディショニング目的の注射を行い、数日間別メニューで調整すると発表した。西口文也投手コーチは同日、メットライフドームで行われた全体練習後、「そんなに大げさなことでない」と軽症を強調した。

 この日、全体練習を終えると西口投手コーチが対応。松坂の別メニュー調整について「どこかが悪いというわけではない。少し(膝が)重かったからというだけで、そんなに大げさなことではない。(公式戦開幕まで)だいぶ時間があるから、自分で考えて、よりよいコンディションに持っていくための処置を取った」と“軽症”を強調。ほどなく全体練習に復帰できる見通しだという。

 球団関係者も「予定通り開幕していたら、やらないで済ませていた程度のことです。登板が予定されていた2軍の練習試合も中止になり、時間ができたから、それならやっておこうかということでしょう」と語った。

 14年ぶりにチームに復帰した松坂は、22日に行われた日本ハムとの練習試合で5回4安打4失点。29日のロッテとの2軍練習試合(メットライフ)で登板予定だったが、新型コロナウイルスによる1都4県の外出自粛の呼びかけをうけて中止となっていた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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