ホークス選手会長・中村晃、チームの活動休止に理解 「こればかりはしょうがない」

ソフトバンク・中村晃【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・中村晃【写真:藤浦一都】

自宅待機中は「なるべく筋力を落とさないように」

 ソフトバンクは31日からのチーム活動休止を発表。三笠杉彦GMと話し合ったという選手会長の中村晃外野手は「こればかりはしょうがない」と心境を語った。

 30日の全体練習終了後、選手会副会長の3選手(今宮健太、森唯斗、甲斐拓也)とともに三笠GMから活動休止の通達を受けたという中村は「筑後の寮生でも施設は使えないという話がありました。使えるようにしてしまうと筑後まで行ってしまう選手も出てきますから。これまでも(コロナウイルス関連で三笠GMと)何度か話し合ってきましたが、こればかりはしょうがないですね」と、球団の決断に理解を示した。

「もう1回やり直しという感じですかね。キャンプからここまでやってきてこういうことになったのは残念ですが、状況が状況なので…。監督からもなるべく筋力を落とさないようにと言われたので、できることをやっていくだけですね」

 不要不急の外出は禁止となり、練習再開までは自宅待機が続くが「素振りくらいしかできないですけど…」とバットを片手に帰路についた中村は「僕は自主トレから食事面のサポートをしてもらっているので問題はないのですが、独身の若手はちょっと大変かもしれませんね」と、若手選手の食事面を気遣っていた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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