元鷹ペーニャのキャリアは「印象的ではなかった」 米メディア「パワーは間違いなかったが…」

ソフトバンクや楽天などでプレーしたペーニャ【写真:編集部】
ソフトバンクや楽天などでプレーしたペーニャ【写真:編集部】

「NBCスポーツ」が指摘「パワー以外のものをもたらせなかった」

 2012年から17年にかけてソフトバンク、オリックス、楽天、ロッテでプレーしたウィリー・モー・ペーニャ外野手。NPB通算86本塁打を放った長距離砲は、メジャーでも怪力ぶりは有名だった。米メディア「NBCスポーツ」は「パワーは間違いなかった」などと振り返っている。

 記事はまず、3年前の3月30日の出来事に触れている。「インディアンスは約2か月前にマイナー契約したペーニャをリリースした。当時35歳だったペーニャは2011年を最後にメジャーでの出場がなく、日本のパ・リーグで5年間過ごした。彼のメジャーキャリアは印象的ではなかった」と指摘した。

 ペーニャはメジャー5球団を渡り歩いた後、2012~13年にソフトバンク、14年にオリックス、15年に楽天でプレー。インディアンス傘下マイナーをリリースされた17年は、シーズン途中にロッテに加入した。メジャーでは02年から11年でレッズ、レッドソックス、ナショナルズ、ダイヤモンドバックス、ナショナルズなどを渡り歩き、通算84本塁打をマークしている。

「ペーニャほど低いWARの選手で、相手投手を恐れさせた選手は他にいないかもしれない。彼は2004年にレッズでブレークした。ただ、パワーは間違いなかったが、打率や四球など、打席でそれ以外のものをもたらせなかった。ペーニャは投手がミスをした時に代償を支払わせた」と伝えている。

 ペーニャは22歳だった2004年に110試合に出場、メジャーで自己最多の26本塁打を放っている。また、「2014年にオリックス・バファローズでプロキャリアで最高のシーズンを送った」とも記事は伝えている。ペーニャは同年、140試合に出場して32本塁打、90打点をマークした。

 有望株としてメジャーデビュー当時から注目されていたペーニャ。「間違いなかった」パワーがもたらしたインパクトは絶大だったようだ。

(Full-Count編集部)

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