新型コロナ対策へ「距離を空けよう」 日米球界で広がる球団ロゴの“改変”

レッドソックス、オリックスなどが文字間を離した球団ロゴを公開【写真:Getty Images】
レッドソックス、オリックスなどが文字間を離した球団ロゴを公開【写真:Getty Images】

オリックス、レッドソックスなどが文字間を離した球団ロゴを公開、ソーシャルディスタンスを呼びかけた

 オリックスは1日、球団公式ツイッターで球団ロゴを“改変”。新型コロナウイルス対策のために人との距離を置くよう求める「ソーシャルディスタンス」を視覚的に呼びかけた。

 ソーシャルディスタンスは新型コロナウイルスの感染リスクを減らす方策として、他人との距離を適切に取るよう求める取り組み。オリックスは公式ツイッターで「Buffaloes」の球団ロゴの文字間を離して配置し、「#KEEPDISTANCE #距離を空けよう」と記した。球団公式ツイッターは「密閉・密集・密接を避け、自分自身と家族、仲間を守りましょう」と呼びかけた。

 大リーグ球団も球団ロゴを変えて、ソーシャルディスタンスを呼びかける。レッドソックスは公式ツイッターで伝統的な球団ロゴをアレンジ。2つの赤い靴下が重なるデザインを離して配置している。前田健太投手が所属しているツインズも、ミネアポリス市とセントポール市を表したキャラクターがミシシッピ川越しに握手するロゴを改変。公式ツイッターでキャラクターが握手をせずに手を振る動画をアップし、「新型コロナウイルスの感染を遅らせるために家にいてください。医療崩壊を防ぐためです。私達は一緒にいますよ」と記している。

 米国ではマクドナルドやコカ・コーラなど大手企業がソーシャルディスタンスを広めるよう馴染みのロゴを改変。感染リスクを抑えようと企業各社が呼びかけているが、球界でもソーシャルディスタンスの呼びかけが広がりつつある。

(Full-Count編集部)

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