イチローとルースが激突! 珍トーナメント「シーズンで最も圧倒した選手」が話題

現在はマリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】
現在はマリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】

MLB公式サイトが2004年イチローを「最も圧倒的なシーズン」を送った32人に選出

 MLB公式サイトは1日(日本時間2日)、1920年以降で「史上最も圧倒的なシーズン」を送った32選手を挙げ、トーナメント形式のファン投票を実施。日本人選手からは2004年に歴代シーズン最多262安打を記録したマリナーズ・イチロー外野手(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が“出場”している。

 MLB公式は記録専門家が選出した32人のレジェンドたちをトーナメント形式で競わせている。イチローは04年に切り込み隊長として打率.372、出塁率.414、長打率.455、36盗塁、101得点を記録。メジャートップの19敬遠を記録し、ゴールドグラブ賞を受賞した。MLB公式は「2004年にMLB記録となる262安打を放ち、ジョージ・シスラーが持っていた257安打を超えた」と伝えた。

 堂々の成績だが、初戦から超強敵。“野球の神様”ベーブ・ルース(ヤンキース)だ。ヤンキース移籍4年目のルースは23年に打率.393、41本塁打、131打点を記録。出塁率.545、長打率.764、170四球でOPS1.309を記録した。米球界最高選手は投手として出場しなかった18年間のうち11シーズンでメジャートップのOPSを記録。MLB公式は「ルースの1シーズンだけを選ぶのは難しかった」と解説した。

 ここまで2004年イチローは1923年ルースに大差をつけられている。とはいえ、イチローがメジャーで残した輝きは決して色褪せることはないだろう。

【動画】何度見ても感動的! イチローがシスラーの歴代最多257安打を更新した決定的瞬間

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