イチロー氏、マリナーズでの引退は「ピッタリな最終地点」MLB公式が特集

現在はマリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】
現在はマリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】

MLB公式サイトがキャリアをスタートさせた球団で引退したレジェンド10人を紹介

 昨年3月21日に東京ドームで行われたアスレチックス戦で現役を引退したイチロー氏。現在はマリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターとして後進の指導に当たっている。そのイチロー氏がマリナーズで引退を迎えたことを、MLB公式サイトが「相応しい最終地点」と表している。

 マリナーズでメジャーリーガーとしてのキャリアをスタートさせ、数々の記録を打ち立てたイチロー氏。だが、2012年にヤンキースへとトレードされてシアトルに別れを告げると、2015年にはマーリンズへと移籍した。そして、2018年にマリナーズへ復帰。2019年3月、故郷・日本での開幕カードを終えて現役生活にピリオドを打った。

 MLB公式サイトでは「この10人のレジェンドたちのキャリアは再会と共に幕を閉じる」と題し、キャリアをスタートさせたチームで現役を退いた10人の選手を紹介。その中の1人にイチロー氏をピックアップした。

 記事では「イチローのキャリアは、マリナーズが日本で行った2019年シーズン開幕戦の感動的な2試合と共に終わりを迎えた。この殿堂入りが間違いない選手にとって、全てが始まった場所であるシアトルは、ピッタリな最終地点である」とし、感動を呼んだ引退試合を回顧。

 さらに「イチローは始めからファンのお気に入りだった。ア・リーグ新人王とMVPを同時受賞し、彼は2001年にMLBのシーンに突然現れた。そして彼は、次の10年間でフランチャイズの象徴となった」と指摘し、イチローがマリナーズに残した数々の功績を称えていた。

(Full-Count編集部)

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