大谷は「ムキムキの体で…」ダルは「謎めいた存在」 米メディアが「見たい」30人に選出

エンゼルス・大谷翔平(左)とカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平(左)とカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

米メディア「ジ・アスレチック」が各球団で1人ずつ「見たい選手」を選出

 新型コロナウイルスの世界的蔓延でMLBの開幕も延期となり、いつ開幕できるか分からない状況となっている。その開幕が7月にズレ込む可能性も伝えられており、メジャーファンもやきもきしていることだろう。

 そんな中で米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」では、なかなか開幕を迎えられない2020年シーズンで「最も見たいMLB選手30人」として各球団から1人ずつを選出。エンゼルスから大谷翔平投手、カブスからはダルビッシュ有投手がピックアップされている。

 大谷の現状について「25歳の二刀流スターであるオオタニは2020年の復帰に近づいていた。エンゼルスは5月の投手復帰を望んでいた」と怪我からの回復について触れ、「彼は週1度登板し、週4度打者として出場する可能性が高く、オオタニの才能のユニークなブレンドを楽しむ時間はたっぷりあるように感じられた。ムキムキの体でエンゼルスのキャンプに現れた後、オオタニは楽観的になれる理由をたくさん与えた」とあらためて期待値の高さを示した。

 また、ダルビッシュについては「2012年にメジャーデビューして以降、謎めいた存在である。球界で一番の才能を持つ投手だと評価する人たちもいる。それでも彼の投球は不安定である」としつつも「しかし、昨年後半戦で、ダルビッシュは2017年シーズン後にカブスが契約した時に期待していた投手のように見えた。81回2/3で驚異的な118奪三振、防御率2.76とした」と紹介。

 さらに「彼が才能を発揮すれば、どれほど圧倒的な投手になれるかを示した。(今季の)カクタスリーグ(アリゾナ州でキャンプを行うチーム同士のオープン戦)初登板で98マイルの直球を投げた時、2020年もそれを継続する準備ができているように見えた」と今季の活躍を予言した。

(Full-Count編集部)

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