【球界名場面】球場中が騙された!? 陽岱鋼が見せた“伝説”のトリックプレーにファン「神」

陽岱鋼(当時日本ハム)のトリックプレーに球場中が騙された!?【画像:パーソル パ・リーグTV】
陽岱鋼(当時日本ハム)のトリックプレーに球場中が騙された!?【画像:パーソル パ・リーグTV】

2016年のソフトバンク戦でセンターフライに見せかけるトリックプレーを披露

 新型コロナウイルスの感染拡大でいまだ開幕の見通しが立たないプロ野球。選手、ファンにとってはもどかしい時間が流れているが、こんな時こそ過去の名場面や珍場面で気分を晴らしてみてはいかがだろう? 今回は陽岱鋼外野手に球場中が“騙された”伝説のプレーだ。

 日本ハムがリーグ優勝を果たした2016年の5月5日、札幌ドームで行われたソフトバンク戦でのワンシーンだった。ソフトバンクが2点リードで迎えた7回1死一塁でマウンド上には斎藤佑樹投手。2ボール1ストライクからの4球目、鶴岡慎也捕手(現日本ハム)が弾き返した打球は中堅へのフライとなった。

 中堅の陽岱鋼(現巨人)はゆっくりと後退していき、フェンスの手前でホーム方向を向く。平凡なセンターフライか……。誰もがそう思った次の瞬間、打球は中堅フェンスを直撃。振り返った陽岱鋼は素早くクッションボールを処理し、内野へと返球した。

 一塁走者だった中村晃もセンターフライだと思い込まされたのだろう。ハーフウェーから一塁方向へ戻ろうとし、打球がフェンスに当たるのを見て慌てて二塁へと進んだ。本来であれば、二塁打、一塁走者は一気に本塁へと生還していてもおかしくない当たり。それをシングルヒットで止めた見事なトリックプレーで、ファンも「ほんと陽岱鋼で守備上手いよな」「一歩間違えりゃアウトじゃねえか うめえ」「アウトにしなくても十分効果がある笑」「頭脳プレー 神」「ナイス判断」「いや天才」と絶賛だった。

【動画】球場中が騙された? 陽岱鋼が見事に成功させた伝説のトリックプレーの映像

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