鷹・東浜、医療従事者には「頭が上がらない」 母や従兄弟も看護士でコロナと戦う

オンライン会見に臨んだソフトバンク・東浜巨【写真:福谷佑介】
オンライン会見に臨んだソフトバンク・東浜巨【写真:福谷佑介】

「母が医療従事者なので気になっているし、心配です」

 ソフトバンクの東浜巨投手が17日、本拠地PayPayドームで自主練習を行い、練習終了後にはオンライン会見で報道陣の取材に応じた。親族に医療従事者が数多くいることを明かした上で「頑張って治療してくれる人には頭が上がらない」と、懸命に新型コロナウイルスと闘っている医療関係者への感謝の思いを口にした。

 この日はウエートトレーニングやキャッチボールなどで汗を流したと言う東浜。自主練習期間は改めて体を作ることにテーマを置いているようで「ウエートには力を入れていて、時間を割いて体力強化をしようと思っています。環境を与えてもらっているので感謝しかない」と、現在の心境を語った。

 故郷の沖縄でも徐々に感染者が増えている状況にある。母が看護士で医療に携わっており、従兄弟にも医療従事者が多くいることを明かした東浜。「だいぶ気になっている。母が医療従事者なので心配です。身近にそういう人がいるので、密に連絡は取るようにしています。沖縄でもマスクが足りない、消毒液がないと言っていました。普段、母にはなかなか『ありがとう』と言えないんですけど、凄い仕事をしているんだなと思って、この前電話した時にも『ありがとう』と伝えました」と語る。

 ここ最近ではSNSで「#FridayOvation」として、医療従事者に感謝し、拍手を送ろうという動きがある。東浜も「こういう中で頑張って治療をしてくれている人には頭が上がらない」と感謝の思いを募らせているようだった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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