鷹の制限選手コラス、亡命の経緯&移籍先候補を明かす 「アストロズも含まれている」

日本球界の練習時間に疑問「練習量が多いためにケガをしている選手さえいる」

 また、コラスは日本の練習についても「向こうでは練習の強度が強く、多くのことを要求される。練習量が多いためにケガをしている選手さえいる」。「朝6時に起床し、急いで朝食を食べ、練習に向かう。午前中はひたすら練習。1、2月はとても寒い」と、不満を持っていたという。

 今はドミニカ共和国で自主トレを続けている。

「練習を続け、サインに向けた交渉がうまく進むことを願っている。すでにいくつかの球団が興味を持ってくれており、その中には一番プレーしたいアストロズも含まれている」

 大リーグについては「キューバでプロ野球選手になって以来、持ち続けている夢で、常にそうなることを考えていた」といい、憧れの選手を聞かれると、バリー・ボンズの名前を挙げた。二刀流については「打つことのほうがより好きだが、野球は仕事。どっちもやる」と話している。

 ソフトバンクとの契約は終わったと主張するコラスだが、昨年12月2日にNPBから発表されたソフトバンクの契約保留者名簿にはコラスの名前が載っており、ソフトバンクは今季もコラスと契約する権利を持っている。そして、コラスが来日しなかったことを受け、2月19日にコラスを制限選手扱いにしており、制限が解かれない限り、コラスは国内外の他球団(日本、米国、韓国、台湾)とは契約することがルール上できない状態。ある球団関係者は「コラスはこういった契約に関するルールを分かっていないのではないか」と話しており、メジャー球団との契約を希望するコラスの今後の出方に注目が集まりそうだ。

(Full-Count編集部)

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