【球界名場面】打球が落ちてこない… 日本ハム中田の“天井直撃”二塁打が「えっぐい!」

日本ハム・中田翔【写真:石川加奈子】
日本ハム・中田翔【写真:石川加奈子】

真上へ打ちあがったボールが天井の隙間に…記録はグラウンドルールダブル

 新型コロナウイルスの感染拡大でいまだ開幕の見通しが立たないプロ野球。選手、ファンにとってはもどかしい時間が流れているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返り、少しばかりではあるが気分を晴らしてみてはいかがだろう。ここでは日本ハム・中田翔内野手の天井直撃“通天閣打法”を紹介する。

 2017年5月20日、札幌ドームで行われた日本ハム対オリックスの一戦。2点リードの5回、中田の放った打球は高く高く打ちあがり、ショートとレフトが落下地点へ。ところが、野手の足が止まっても、一向にボールは落ちてこない。

 打ち上げてから約10秒後、ようやく落ちてきたボールは野手の間のフェアゾーンへポトリ。札幌ドームの天井板の隙間に入り、別の隙間から落ちてきたこの打球は、札幌ドームのグラウンドルールにより二塁打となった。

 この異例の二塁打にファンからは「フライボール革命(違う)」「翔さんドーム球場の天井当てるの好きだよなぁ」「えっっぐぅぅぅぅーーー!!」と驚きの声が上がった。中田はこの2年後、2019年8月26日のオリックス戦でも同様の天井弾を披露。今度は京セラドームの天井にぶち当てるなど、怪力ぶりはなおも健在だ。

【動画】打ち上げた打球はドーム天井の隙間に吸い込まれ…日ハム中田の天井直撃“通天閣打法”

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