DeNA乙坂「素振りのために畳を購入しました」　MLB通算2570安打男ら映像で打撃研究中

チーム活動休止で一番大切にしていることは「前日夜に次の日の計画を立てること」

　DeNAの乙坂智外野手は22日、自主練習を行った。新型コロナウイルスの影響でチームは活動を休止中。自主練習期間中に一番大切にしていることについて、「前日、夜に、しっかり次の日の計画を立てることです。1日をなんとなく過ごさないように注意しています。1、2月と昨年の反省点であるスイングの精度や変化球への対応力を意識しながら練習に取り組んできました。3月のオープン戦で経験した実戦感覚をもとに今は基本練習を大切にして短時間でも集中して練習しています」と語った。

　この日はキャッチボール、打撃練習、筋力トレーニングに汗を流した。「モチベーションが下がることはありません。自分のスキルアップが出来る時間が増えたことをプラスに捉えています。MLB選手（ロビンソン・カノ、クリスチャン・イエリッチ、コディ・ベリンジャー）などのYouTubeを見ています。部屋で素振りをするためにニトリで畳を購入しました。普段は寝室に置いていてリビングで使用しています。裸足で振ることで感覚を確かめています」。昨季は自己最多97試合出場し、打率.245、2本塁打、17打点。1軍定着へ外出禁止中でも高い意識で取り組んでいるようだ。

　横浜高出身の26歳。「料理や掃除をする時間が増えました。基本的な手洗い、うがいは勿論ですが免疫力を高めることが大切だと思うので睡眠、食事、運動のバランスを今まで以上に心がけています。除菌スプレーは常に持ち歩いています」。私生活も充実させ、今季の飛躍へつなげる。

（Full-Count編集部）