新人王ランキングでイチロー氏は4位、大谷は7位 MLB公式が2000年以降を格付け

エンゼルス・大谷翔平(左)とマリナーズ時代のイチロー氏【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平(左)とマリナーズ時代のイチロー氏【写真:Getty Images】

MLB公式サイトが2000年以降の新人王を格付け TOP40を発表

 MLB公式サイトは23日(日本時間24日)、2000年以降の新人王ランキングTOP40を発表。2012年エンゼルスのマイク・トラウト外野手が1位に輝いたが、日本人ではイチロー氏が第4位、大谷翔平投手が7位に選出された。

 今回の新人王ランキングは2000年以降にア・リーグ、ナ・リーグで新人王を獲得した40人を格付け。米データサイト「ファングラフス」のデータを基に、打者はルーキーイヤーのWARを基準として選出されている。

 日本人のトップはやはりイチロー氏で全体第4位に選出。マリナーズに移籍した2001年は新人シーズン最多242安打を放ち、打率.350、出塁率.381、56盗塁で首位打者、盗塁王を獲得。MVP、新人王だけでなく、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞も受賞した。

 記事ではシーズン116勝(メジャータイ記録)を挙げての地区優勝に大きく貢献したことにも触れ「イチローが象徴するものは、彼が単に素晴らしい野球選手であると言うことだけにとどまらない。彼は打率.350を記録した! 242本の安打を打った! 彼はMVPを獲った。その年にブレット・ブーンは彼を上回る活躍をしたのかもしれないが、それでも彼のMVP選出は未だに完全に正当化される」と称賛している。

 2018年に投打の二刀流でメジャーに衝撃を与えたエンゼルスの大谷翔平は第7位に選出。大谷は打者として打率.285、22本塁打61打点、10盗塁、投手としても4勝2敗、防御率3.31の成績を残した。

 2017年オフにポスティングシステムを利用して日本ハムからエンゼルスに移籍した大谷は移籍1年目はメジャーの最低保証年俸である54万5000ドル(約6000万円)。記事では大金を捨ててまでメジャーに挑戦したことを言及し「成績はどうだろうか? それも素晴らしいものとなった」と指摘。

 そして「しかしながら、今回のケースに関しては、数字が全てではない。大事なのは、他の選手に出来なかったことを彼がどうやってのけたのかということ。そして、それがどんな意味を持っているかだ」と二刀流を成功させたことを高く評価している。

 また、2000年にマリナーズで63試合に登板し2勝5敗、37セーブ、防御率3.16を記録した佐々木は38位にランクインしている。

(Full-Count編集部)

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