田中将大は今オフFA市場の「中核選手」に? 米メディアがトップ7に選出

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

田中は今季で7年総額166億円の契約を満了、FA権を取得する

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響でシーズン開幕が遅れている米メジャーリーグ。現時点で開幕の日程は決まっておらず、選手たちも難しい調整を強いられている。そんな中で米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」では、今オフにFAとなる先発投手の特集記事を掲載。ヤンキース田中将大投手を再注目投手の1人に位置づけている。

 今季で7年1億5500万ドル(約167億円)の契約が満了する田中。その動向は米球界でも注目を集めている。トレバー・バウアー投手やマーカス・ストローマン投手とともに、注目のFA投手に挙げられた田中。記事ではその実力を改めて高く評価している。

 田中の昨季の空振り率は10.7%。過去2年と比べて数字が落ちたことに記事は触れつつも「しかし、彼はこれまで高い成功を収めてきている。四球が少なく、ゴロ率が高いことも維持している」と評価。さらに「タナカがヤンキースで初めの頃に見せた輝かしい数字を再び残すことは難しいかもしれない」と厳しい見方をしつつも「彼はフリーエージェントの市場で中核選手になるかもしれない」と予想している。

 トップグループの7人には田中のほか、5年連続2桁勝利のトレバー・バウアー(レッズ)や昨季15勝のジェイク・オドリッジ(ツインズ)らが名を連ねた。また、同メディアでは今オフのクオリファイング・オファーの候補者にも田中を挙げ「たとえ彼が近年その実力を十分に発揮できていないとしても、このような才能ある選手を外すわけにはいかない」と主張している。

(Full-Count編集部)

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