【球界名場面】不振の清宮に喝! 日ハム大田の“オラつき”ドッキリにファン「本当に優しい人」

日本ハム・清宮幸太郎【写真:荒川祐史】
日本ハム・清宮幸太郎【写真:荒川祐史】

スランプにあえぐ後輩を気遣った、大田なりの優しさ

  新型コロナウイルスの感染拡大を受けプロ野球の開幕は再延期が決まった。緊急事態宣言も出た今、「#Stay Home」プロジェクトも広がっている。選手、ファンにとってはもどかしい時間が続いているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返り少しばかり気を晴らしてみてはいかがだろう。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeではファンの心を満たすような映像を公開。ここでは日本ハム・大田泰示外野手が後輩・清宮幸太郎内野手に仕掛けた、愛のある“ドッキリ”の一部始終をご紹介する。

 2019年7月19日、日本ハム対ロッテの一戦。試合前のベンチでは不穏な空気が漂っていた。あいさつに訪れた清宮に対し、大田はなぜかオラついた表情。ビビる清宮を呼び寄せると、左手のグラブを突き出し“グータッチ”を交わした。後輩の緊張が解けると途端に態度を変えて先輩・中田にあいさつ。爽やかな笑顔でグラウンドへと駆け出した。

 実は清宮はこの日まで28打席連続無安打と大スランプ中。出口の見えないトンネルに気を落とす清宮を元気づけようと、大田なりに考えた“ドッキリ”だったというわけだ。

 振り返れば自身も巨人時代、ドラフト1位の重圧に苦しんだ大田。世間の注目を集める後輩への気遣いに、ファンからは「オラつきからの笑顔のギャップがヤバイ」、「期待される事の苦しみを知ってるからな、本当に優しい人だよ」、「大田泰示の兄貴感がすき」、「こんなんされたらちびる」、「男前すぎるだろ」と感激の声が上がった。

【動画】大田は試合前にあいさつにきた清宮に、威圧感たっぷりの表情で凄んだ

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