ファンが選んだ12球団“歴代最強助っ人”は? 西武は黄金期支えた右腕と55発ベネズエラ人

カブレラは西武在籍7年間で計278本塁打、本塁打王1回、打点王1回、最高出塁率1回

「オリエンタル・エクスプレス」と称された郭泰源氏は1985年に西武に入団。1年目からいきなり9勝をマークすると、1987年には初の2桁勝利となる13勝をあげた。渡辺久信氏(現西武GM)や工藤公康氏(現ソフトバンク監督)、東尾修氏らと共に西武の投手陣を支え、西武一筋13年間で6度の2桁勝利、通算で117勝をあげた。

 許銘傑氏、アレックス・グラマン氏、そして現在も在籍するザック・ニール投手との争いの中で郭泰源氏は75%の得票を集めてぶっち切りのトップだった。なお、2位はニールで17%の票を集めていた。

 打者で65%の得票を集めてトップとなったのアレックス・カブレラ氏。ダイヤモンドバックスから2001年に西武に移籍すると、その驚異のパワーを発揮。いきなりシーズン49本塁打を放つと、2年目の2002年には王貞治氏が持っていた当時のNPB記録に並ぶ55本塁打をマークし、MVPと本塁打王に輝いた。

 西武には7年間在籍して計278本の本塁打を放ち、本塁打王1回、打点王1回、最高出塁率1回とタイトルを獲得。2008年にオリックス、2011年にはソフトバンクに移籍し、日本で計12年プレー。NPB通算で357本塁打を放った。カブレラに次ぐ2位だったのは郭泰源氏と同時代に西武の主砲を担ったオレステス・デストラーデ氏だった。

(Full-Count編集部)

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