ダルビッシュ、レンジャーズ歴代最高投手の1人に選出 米メディア絶賛「最高の例」

レンジャーズ時代のダルビッシュ有(現カブス)【写真:Getty Images】
レンジャーズ時代のダルビッシュ有(現カブス)【写真:Getty Images】

2012年から17年シーズン途中までレンジャーズに在籍したダルビッシュ

 米メディア「スポーツ・イラストレイテッド」はメジャー全30球団の“史上最高チーム”を選出。レンジャーズの投手部門には2012年から17年途中まで在籍したダルビッシュ有投手が名を連ねた。

 レンジャーズはこれまでサイ・ヤング賞を輩出していないが、記事では「だからと言って才能豊かな投手が居なかったというわけではない」と言及。先発部門ではMLB史上最多の5714奪三振をマークしたノーラン・ライアン、通算219勝を挙げ1994年に完全試合を達成したケニー・ロジャース、通算284勝右腕のファーガソン・ジェンキンス、広島にも在籍し現在はGM補佐を務めるコルビー・ルイスと共にダルビッシュが選出された。

 ダルビッシュはレンジャーズでは通算52勝39敗、防御率3.42、960奪三振をマーク。オールスターにも4度出場するなどチームのエースとして活躍した。選出した理由には「日本の投手のプロスペクトが、(アメリカで)成功する例として、レンジャーズとダルビッシュの組み合わせは最高の例であると言えるかもしれない」と絶賛。

 2015年にはトミー・ジョン手術を受けたが「支配的な力を発揮した。彼の2013年のシーズンは、先発投手のパフォーマンスとしては、おそらくレンジャーズ史上で最高の1シーズンと言えるのではないか」と、13年にマックス・シャーザー次いでサイ・ヤング賞の投票で2位となったことを指摘している。

 日本ハムからメジャーに挑戦し、ルーキーイヤーから過ごしたレンジャーズでの功績は今も語り継がれている。

(Full-Count編集部)

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