巨人に広がる支援の輪 田口麗斗が故郷広島県にマスク1万枚を寄付

巨人・田口麗斗【写真:荒川祐史】
巨人・田口麗斗【写真:荒川祐史】

幼少期に長期入院の経験を明かし「病院の方々に何か恩返しがしたい」

 巨人は、田口麗斗投手が広島県の医療機関向けにサージカルマスク1万枚を広島県庁に寄付したと発表した。マスクは広島県を通じ、県内の感染症指定医療機関、帰国者・接触者外来設置医療機関等42施設に配布される予定となっている。

 田口は球団を通じて、「新型コロナウイルスの感染が広がるなか、最前線で命をかけて闘ってくださっている皆様の力になりたいと思い、故郷である広島県の医療機関に、マスクを寄付させて頂くことにいたしました」とコメント。子供の頃に長期入院を経験したことを明かし、「病院の方々には大変お世話になり、なにか恩返しがしたいと思っていました。苦しい状況が続きますが、大切な人の命を守るため、みんなで力を合わせて乗り越えましょう」と呼びかけた。

 巨人は4月24日に原辰徳監督、阿部慎之助2軍監督、坂本勇人内野手、丸佳浩外野手、菅野智之投手の5人が総額5000万円を東京都に寄付。岩隈久志投手も都内の医療現場を支援するため1000万円の寄付を自ら申し出ている。球団も医療用マスク・サージカルマスク計4万枚などを東京都に寄付しており、チーム内で支援の輪が広がっている。

(Full-Count編集部)

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