鷹・三森、自主練習期間でパワーアップ 体重2キロ増に「貯えを作って」

自主トレを行ったソフトバンク・三森大貴【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】
自主トレを行ったソフトバンク・三森大貴【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】

他スポーツの動画を見て「モチベーションや闘争心を上げています」

 ソフトバンクの三森大貴内野手が7日、筑後のファーム施設で自主練習を行い、その後にオンライン会見で報道陣の取材に応じた。

 3年目の昨季、初めて1軍に昇格して24試合に出場。初スタメンを飾った4月21日の西武戦では、初安打を含む猛打賞、初盗塁、初打点を記録した。さらなる飛躍を目指して迎えた今年は思わぬ事態で足踏みが続いているが、それでも三森は前向きに自主練習に取り組んでいる。

「この時期だからこそトレーニングをやり直しています。シーズンを戦っていくと削られていくので、1年間ケガなく終えられるように貯えを作っていい形でシーズンに入れるように」とし、体重もすでに2キロほどアップして筋肉量も増えたという。

 なかなか開幕が迎えられず、外出自粛が続く中で「オンとオフの切り替えは大事にしている」という三森。寮ではやることも限られ、野球以外のスポーツの動画を見ることで「モチベーションや闘争心を上げています」という。ファンに向けては「今は先が見えないですが、開幕したら少しでも一生懸命やっている姿を(ファンに)見せられるように準備しているので、みんなで乗り切っていきましょう」とメッセージを送った。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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