Aロッドら大物カップルがメッツ買収から撤退 NY紙「購入に興味がなくなった」

ヤンキースなどで活躍したアレックス・ロドリゲス氏【写真:Getty Images】
ヤンキースなどで活躍したアレックス・ロドリゲス氏【写真:Getty Images】

米ニューヨーク・ポスト紙「ロドリゲス氏とロペスさんはメッツの購入に興味がなくなった」

 米ニューヨーク・ポスト紙は7日(日本時間8日)、ヤンキースなどで通算696本塁打を放ったアレックス・ロドリゲス氏と婚約者で人気歌手兼女優のジェニファー・ロペスさんがメッツの買収から撤退したと伝えた。

 同紙は「アレックス・ロドリゲスとジェニファー・ロペスのメッツ買収の旅路は終焉を迎える」と報じた。Aロッド側は共同出資者となる可能性があった人物との交渉がまとまらず、フレッド・ウィルポンオーナーもメッツの放送局「SNY」を手放すことに乗り気ではなかったという。交渉にも進まなかったようだ。同紙は関係者が「ウィルポンは好きなだけ強気な姿勢を取ることはできるものの、テレビ放映による収益なしにこの球団を所有することは誰にもできない」と話したことを紹介した。

 これまでメッツは球団売却に向けて実業家のスティーブ・コーエン氏と交渉を行ってきたが、条件面で折り合わず。オーナー一族は新たな買い手を見つける方針で、Aロッドら大物セレブカップルはメッツ買収へ向け、金融大手のJPモルガン・チェースとともに交渉することになったと4月下旬に伝えられていた。

(Full-Count編集部)

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