鷹・工藤監督、マスク2万枚を寄贈「医療従事者、その家族の皆さまに心から感謝」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

「看護職・医療従事者の方々への差別や偏見は決してあってはならないこと」

 ソフトバンクは10日、工藤公康監督がサージカルマスク2万枚を公益社団法人「福岡県看護協会」に寄贈すると発表した。11日から2度に分けて贈呈する。

 これまでにも数多くの寄付や社会貢献活動に取り組んできている工藤監督。球団を通じて「最前線でウイルスと戦い、私達のいのちと生活を守ってくださっていることに感謝しかありません」などとコメントした。

以下、工藤公康監督のコメント全文。

「医療従事者の方々が自らの感染リスクも有る中で、最前線でウイルスと戦い、私達のいのちと生活を守ってくださっていることに感謝しかありません。しかしながら、看護職・医療従事者の方々が差別や偏見により被害を受けていると聞き、決してあってはならないことだと思います。今、私にできることは多くはありませんが、ご自身のマスクを買いに行く暇もなく従事されている方もいらっしゃるのでは、と思いマスクを寄付することを決めました。少しでもお役に立ててれば嬉しいです。医療従事者の皆さま、そして、その家族の皆さまに心から感謝し、声援をお送りしたいと思います」

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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