西武ドラ8岸へ担当スカウトが宛てた手紙「独立リーグの後輩たちのためにも」

西武・岸潤一郎(右)と鈴木敬洋育成アマチュア担当【写真提供:埼玉西武ライオンズ】
西武・岸潤一郎(右)と鈴木敬洋育成アマチュア担当【写真提供:埼玉西武ライオンズ】

西武は10日から新人選手へ向けた担当スカウトの手紙を公開している

 西武は10日、「プロ野球選手1年生のきみへ」と題し、今季入団した新人9選手へ向けた担当スカウトの激励の手紙を公開すると発表した。11日は第2回として、鈴木敬洋育成アマチュア担当からドラフト8位の岸潤一郎外野手(四国アイランドリーグplus徳島)に宛てた手紙を公開した。

 岸潤一郎くんへ

 高校時代から追いかけてきた岸くんがライオンズに入団してくれて嬉しく思っているよ。右投げ右打ちでスピードがあって、当時から目立つ存在だったんだよね。もともと肩の強いイメージはあったけれど、入団して練習を見ていくなかで体が強いなと
改めて感じているよ。振る・投げる・走るどれも力強くて試合に出ている姿を想像するとワクワクするんだよね。

 岸くんは自分で考えてできる子だから心配は何ひとつない。守備力とボールに対する野生感というのは強みだと思うから自信を持っていってほしいな! それと。何かあるとすぐ連絡をくれるのも嬉しく思っているよ。1軍の練習参加も何度か経験して、勉強になることも多いと思う。そのチャンスをぜひ掴みとって欲しいと思います。

 独立リーグでプレーをしてきてNPBに入ったこと、その感謝を忘れずにがむしゃらに泥臭く野球をして欲しい。そして独立リーグからプロを目指す後輩たちのためにも全力で野球に向き合ってほしいと思っています。

 埼玉西武ライオンズ育成アマチュア担当 鈴木敬洋(8年目、担当地区:独立リーグ・信越、主な担当選手:2018年伊藤翔投手)

(Full-Count編集部)

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