鷹が開幕に向け分離練習を開始 中村晃「淡々と自分がやることをやっている」

オンライン会見に臨んだソフトバンク・中村晃【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】
オンライン会見に臨んだソフトバンク・中村晃【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】

早速、川原が打撃投手を務めて甲斐や今宮が打席に立った

 ソフトバンクは19日、本拠地PayPayドームとファーム本拠地タマスタ筑後で分離練習をスタートさせた。投手、野手をそれぞれ午前と午後に分けて、投手陣のフリー打撃登板など、より実戦に近い形での練習が可能な体制となり、午前組の練習終了後には選手会長の中村晃外野手がオンライン会見を行った。

 この日はシートノックやフリー打撃などを行い、早速、川原弘之投手が打撃投手に登板したという。中村晃によれば、甲斐拓也捕手や今宮健太内野手ら数人が打席に立ったよう。「みんな淡々と自分がやることをやっていると思います。ユニホームを着てやっているので、みんな開幕を目指すという気持ちになっていると思います。僕はそうなっています」と中村晃はこの日の練習を振り返った。

 正式な開幕日は決定していないものの、NPBは6月中旬から下旬の開幕を目指す方針を打ち出している。その通りとなれば、調整期間は残り1か月ほど。中村晃は「与えられた期間でやるしかないと思いますし、どんどん強度を上げていって、ピッチャーは大変だと思いますけど、僕らも生きたボールを打っていきたい。3月終わりと比べると落ちているとは思いますけど、今はキャンプ中くらいの感覚。試合はやっていいのかな、と思います。生きたボールを見て、慣らしていければ、なんとか準備できるのかな、と思います」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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