ダルビッシュがSNS上の誹謗中傷に意見「こうなってからでは遅い」「有名税はもう通用しない」

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

自身のツイッターで思いを綴る「立派な集団リンチ」

 22歳の若さで急死したことが発表された女子プロレスラーの木村花さん。死因は不明とされているが、「Netflix」で配信されている「TERRACE HOUSE」に出演し、SNS上での誹謗中傷に心を悩ませていたとされる。このネット上での誹謗中傷に各界の著名人が声をあげ、議論を呼んでいる。米メジャーリーグのカブス・ダルビッシュ有投手もその1人。ダルビッシュは自身のツイッターで持論を綴った。

 まず「残念なことに残念な人たちのせいでまた1人亡くなってしまった。こうなってからでは遅いってずっと言ってる。立派な集団リンチ。いつも言うが有名人へのストレス解消を正当化するために作られたであろう『有名税』はもう通用しない」としたダルビッシュ。これまで言われてきた、芸能人や著名人への批判は有名が故の“有名税”であるとする風潮を否定した。

 さらに投稿を続け「誰かのアンチしてる人今すぐやめたほうがいい。ほんまに他人の時間だけでなく自分の時間も削りまくってる。世の中無駄なことはないと言うが、絶対無駄なことはある。あなた自身の人生が人類にとって無駄にならないように生きて欲しい。」と、他人や著名人への中傷を繰り返す人たちへのメッセージも記した。

「あと『スルーすればいいじゃん』とか『相手しないほうがいいですよ』は『貴方が嫌なこと言われているのわかっているけど我慢しなさい』と同じようなことなので言わない方がいい」と、中傷を受けた人に対して周囲も反応に気を配るべきだとしたダルビッシュ。

「誹謗中傷に悩んでいる人に一つ言いたいのは、ネット上で匿名で他人を叩いている人の言葉に説得力はないということです。無視もありですが、自分の場合はそういう相手を機械だと思って言語化能力の向上や自分の価値観、思考の整理のためにやり取りすることで自分の成長にもつながっています」と、自身への誹謗中傷への対処法も綴った。

(Full-Count編集部)

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