イチロー氏は「初めての投票で殿堂入り」 米移籍サイトが過去の新人王を特集

現在はマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】
現在はマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:Getty Images】

2000年~2009年までの新人王特集記事で、殿堂入りの可能性がある選手に言及

 米大手移籍情報サイト「MLBトレードルーマーズ」は「2000年~2009年までの新人王、少なくとも殿堂入りする選手が2人いる」とのタイトルで特集記事を掲載。殿堂入り候補にイチロー氏を含む2人の名前を挙げている。

 2000年にマリナーズに移籍した佐々木氏は、1年目に62回2/3を投げ防御率3.16、37セーブを記録。記事では「ササキはシアトルと契約してメジャーリーグに来る前は日本でスターだった。彼は2003年までしかプレーしなかったが、その間、素晴らしいキャリアを楽しみ、オールスターにも2回出場した」と紹介している。

 2001年、同じくマリナーズに移籍したイチロー氏は、1年目に打率.350、56盗塁でゴールドグラブ賞を受賞。新人王だけでなく盗塁王、リーグMVPにも輝き、以降10年連続でオールスターに出場した。日本人野手では初めてメジャーリーグに挑戦し、当初は懐疑的な見方があった米メディアを一気に黙らせた。

 記事では「2年連続で新人王は日本から来たマリナーズの選手が選ばれた。イチローは、マリナーズが116勝した素晴らしいシーズンの中心的人物の1人だった」と紹介。そして「彼はその時が来れば、初めての投票で殿堂入りすることにだろう」と、アジア人初となる殿堂入りに太鼓判を押している。

 イチロー氏と共に殿堂入り候補には2006年に新人王を獲得したジャスティン・バーランダー投手が挙がっている。

(Full-Count編集部)

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