飲酒運転事故&“逃走”の姜正浩、韓国プロ野球から1年間の出場停止処分
元パイレーツ33歳は韓国プロ野球復帰を目指して意見書を提出していた
韓国野球委員会(KBO)は25日、韓国球界復帰を目指して意見書を提出していた元パイレーツの姜正浩(カン・ジョンホ)内野手に対し、1年間の出場停止処分と300日の社会奉仕活動を科した。地元紙「朝鮮日報」など複数の韓国メディアが伝えている。
33歳の姜正浩は2014年オフにポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー挑戦した際に任意引退リストに。前所属球団のキウム・ヒーローズ(当時ネクセン)が任意引退リストから外す必要があった。さらに過去3度、飲酒運転で逮捕されていることが大きな問題に。1年間の出場停止処分はキウムとの再契約後から始まるという。
姜正浩は15年にパイレーツと4年契約を結び、同年に15本、16年に21本塁打を放った。しかし16年オフに韓国内で飲酒運転で事故を起こし、現場から立ち去ったことで逮捕され、17年3月に8か月の懲役と執行猶予2年の有罪判決を受けた。改めてパイレーツと1年契約を結んだ昨季は65試合出場、打率.169、10本塁打に終わり、8月に戦力外。ブルワーズとマイナー契約報道が出たものの、メジャー復帰はならなかった。
(Full-Count編集部)