バレンティンは「世界最高の本塁打打者」 MLB公式がシーズン60発を再脚光

ヤクルト時代のウラディミール・バレンティン【写真:荒川祐史】
ヤクルト時代のウラディミール・バレンティン【写真:荒川祐史】

大リーグ公式サイトはレッドソックスが世界一に輝いた2013年の振り返り記事を掲載した

 バレンティンは世界の本塁打王だ。大リーグ公式サイトは今から7年前の2013年シーズンの振り返り記事を掲載。同年にプロ野球シーズン最多60本塁打を放ったヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手にスポットを当てている。

 2013年の大リーグは上原浩治、田澤純一が所属するレッドソックスがワールドシリーズを制覇。上原はワールドシリーズ胴上げ投手となった。個人タイトルではオリオールズのクリス・デービスが53本塁打、138打点をマークして打撃2冠王に輝いた。MLB公式は「完全なモンスターだった」とデービスを称賛したが、「それでもデービスは2013年に世界で最高のホームランヒッターではなかった。それは……ウラディミール・バレンティンであった」と展開。ヤクルトが誇った大砲について言及している。

「メジャーリーグ最後の試合から4年後、この元マリナーズとレッズの選手は日本の野球リーグのヤクルトスワローズで60本塁打を放った(たった130試合の出場で!)。サダハル・オウが49年間保持していた記録を更新し、現在もバレンティンが記録を保持している。昨年も日本のリーグのヤクルトスワローズでプレーした。FAとなり、12月に福岡ソフトバンクホークスと契約した」

 記事ではヤンキースで歴代最多652セーブを挙げたマリアノ・リベラの現役引退などにも触れている。米国ではマリナーズ、レッズでの3年間で15本塁打止まりだったが、NPBでは11年から3年連続本塁打王に輝くなど通算288本塁打を放っている。バレンティンの打棒は世界に通じる大活躍だったようだ。

(Full-Count編集部)

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