打高投低? 全6試合で本塁打が飛び交う計20発の“空中戦”…6日練習試合の結果は?

2打席連続本塁打を放った西武のコーリー・スパンジェンバーグ【写真:宮脇広久】
2打席連続本塁打を放った西武のコーリー・スパンジェンバーグ【写真:宮脇広久】

6試合全ての練習試合でホームラン!ロッテのドラフト2位ルーキー佐藤は2戦連発

 プロ野球は6日、各地で練習試合を行った。この日は全6試合でホームランが飛び出し計20本のアーチが乱れ飛ぶ“空中戦”となった。

○日本ハム5-4DeNA(横浜)

 日本ハムは初回に中田が左翼席へ2ランを放ち同点に追いつくと、1点ビハインドで迎えた3回は大田の2ランで逆転に成功。さらに4回には王柏融のソロでリードを広げた。先発の杉浦は3回3安打3失点とまずまずの投球を見せた。DeNAは初回にソトの2ランで先取点を奪ったが、先発の平良が3回4安打4失点で降板した。

○中日7-5西武(メットライフドーム)

 中日は14安打7得点で打ち勝った。初回に福田の右前タイムリーで先制すると、その後も3回にビシエドのソロでリードを広げた。4回に逆転されたが6回にはシエラのソロなどで勝ち越しに成功し逃げ切った。西武はスパンジェンバーグが4回に3ラン、6回にソロが飛び出し、木村も4回にソロアーチを放った。

○楽天8-3ロッテ(ZOZOマリン)

 楽天が終盤の集中打で逆転勝利。3点を追う8回に無死満塁のチャンスを作ると渡邊の犠飛、黒川の適時2点二塁打、さらにウィーラーの左翼線タイムリー二塁打で一挙4点を奪い逆転。9回にも渡邊、黒川、ウィーラーのタイムリーで4点を奪い試合を決定付けた。ロッテはドラフト2位の佐藤が3回に2試合連発となる2ランを放った。

○巨人8-4ヤクルト(東京ドーム)

 巨人が練習試合再開3戦目で初勝利を飾った。1点を追う3回に吉川尚の適時打で同点。さらに2死一、二塁から岡本の右越え3ランで勝ち越し。4回には正捕手争いする小林が左越えソロ。1点差に迫られた5回には中島の右越え2点二塁打で突き放した。ヤクルトは先発の小川が4回で2被弾を含む6安打5失点だった。

○広島10-6オリックス(京セラドーム)

 広島が対外試合の連敗を13でストップした。2点を追う3回に鈴木の3ラン、メヒアのソロで4点を奪い逆転。同点の7回にはメヒアが3ラン、9回には堂林の2ランと一発攻勢で勝利を手にした。オリックスは高卒2年目の太田が2回に左翼席へ2ラン、8回には後藤が2ランを放ったが投手陣が踏ん張り切れなかった。

○阪神6-2ソフトバンク(甲子園)

 阪神は2点を追う2回。1死一塁から原口が左中間へ2ランを放ち同点に追いつくと、さらに1死三塁から糸井の右前適時打で勝ち越しに成功。3回にはサンズがバックスクリーンへソロを放つなどリードを広げた。先発の岩貞は5回6安打2失点の好投。ソフトバンクは先発の東浜が3回8安打4失点と課題を残した。

(Full-Count編集部)

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