上原浩治氏、Rソックス歴代救援トップ5に選出 MLB公式「長く記憶に残るシーズン」

2013年にレッドソックスの世界一に貢献した上原浩治氏【写真:Getty Images】
2013年にレッドソックスの世界一に貢献した上原浩治氏【写真:Getty Images】

MLB公式が「レッドソックスの歴代救援トップ5」を特集、上原氏は4位に選出される

 巨人で日本一、レッドソックスで世界一に輝くなど活躍した上原浩治氏。MLB公式サイトは「レッドソックスの歴代救援トップ5」を特集し2013年に世界一に貢献した“日本人守護神”が4位に選出された。

 今回の企画はレッドソックスの番記者を務めるイアン・ブラウン記者が歴代救援投手トップ5を選出。第1位には2005年から11年まで在籍しレッドソックスで通算219セーブを挙げたジョナサン・パペルボン氏が選ばれたが、上原氏は堂々の4位に選出されている。

 上原氏は巨人、オリオールズ、レンジャーズを経て2013年にレッドソックスへ。移籍1年目は73試合登板、21セーブ、防御率1.09と大活躍。同年のポストシーズンでも16試合中13試合に登板して7セーブ。リーグ優勝決定シリーズでMVP、ワールドシリーズで胴上げ投手になる大活躍で世界一に貢献した。

 レッドソックス在籍で4年間79セーブを挙げた右腕に記事では「この日本人右腕は2013年シーズン前にセットアッパーとしてボストンにやってきた。チャンピオンに輝いたそのシーズンの6月までに、ウエハラはクローザーの役割に昇格し、長く記憶に残るシーズンを送った」と賛辞を送っている。

 上原氏の投球、そしてマウンドを降りた際に見せるパフォーマンスも記憶に残っているようで「ピンポイントのコントロールだけでなく、テンポもよく、チームメートたちは彼の後ろでプレーすることが大好きであった。レッドソックスが2013年にシャンパン祝福を決めた4試合とも、ウエハラは三振で締めた。彼は強烈なハイタッチと変わらぬスマイルでファンにもチームメートにも非常に人気があった」と絶賛している。

 昨年2019年5月20日に惜しまれつつも現役引退を表明した上原氏。日本、そしてメジャーリーグで残した数々の功績はファンや地元メディアの記憶に刻まれているようだ。

(Full-Count編集部)

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