西武ニール、2戦連続の炎上に指揮官も複雑 「良いかもしれないし悪いかもしれない」

昨季11連勝含む12勝も、相手も対策必至

 キャンプ、オープン戦では順調そのものだった。新型コロナウイルス感染拡大をうけての活動自粛期間をへて、調子が下降線をたどっているようにみえるのが気になる所だ。

 また、来日1年目の昨季は11連勝を含む12勝1敗と無敵を誇ったが、チーム関係者は「相手もプロだから、やられっぱなしではいない。徹底的にニール対策を練ってくるはず。圧倒的な球威があるわけではないので、よほどこちらも相手を研究するなり、球種や配球パターンを増やすなりしていかないと、昨季のように簡単にはいかない」と指摘している。

 “2年目のジンクス”とは、主にルーキーイヤーや実質1年目に大活躍した若手が、翌年成績を落とす現象を指したものだが、外国人選手にも当てはまるケースがあるのか。手薄な先発投手陣にあって、ピカイチの安定感を示していたニールまで崩れるようなことがあれば…。開幕までの残り1週間で修正することはできるか注目だ。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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