わずか2日で開幕スタメン1番当確 西武新助っ人“スパンジー”のマルチな才能

西武のコーリー・スパンジェンバーグ【写真:宮脇広久】
西武のコーリー・スパンジェンバーグ【写真:宮脇広久】

公式戦開幕前の最後の実戦では1番打者で3打数2安打1四球を結果を残した

 西武の新助っ人外国人コーリー・スパンジェンバーグ外野手は14日、公式戦開幕前の最後の実戦となったロッテとの練習試合に「1番・左翼」で先発出場。3打数2安打1四球と初の1番起用となった前日13日に続く活躍で、開幕スタメン1番を当確させた。一方、今年メジャーに移籍した秋山の後釜としてずっと1番を打ってきた金子侑司外野手は「9番・中堅」で4打数無安打に終わり、明暗を分けた。

 辻監督はスパンジェンバーグを「非常にいい。スイングが強くて、意外に長打も打てる“ツボ”を持っている。しっかり振れるから、詰まってもヒットになるのかな。チームに勢いをつけるバッターで期待してます」と絶賛。開幕スタメン1番起用を「そういう形にせざるをえない。金子はちょっと(打撃不振で)参っている。シーズンではスパンジー(スパンジェンバーグの愛称)の調子が落ちることもあるだろうし、いろんなバリエーションを持てると思う」という表現で認めた。

持ち前の走力、長打力に加え、最大の持ち味はユーティリティー性

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