現役最強右腕シャーザー、またもオーナー側に苦言「いつ、どこで試合やるんだ」

ナショナルズのマックス・シャーザー【写真:Getty Images】
ナショナルズのマックス・シャーザー【写真:Getty Images】

MLBコミッショナーが今季開催に自信なしと発言「勝手に引き下がっている…また」

 大リーグ選手会で役員を務めるナショナルズのマックス・シャーザー投手が15日(日本時間16日)、自身のツイッターを更新。大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーと球団オーナーへ、またも苦言を呈した。

 今季開催に向けた大リーグ機構と選手会の協議は選手の報酬面などを巡って停滞している。MLBコミッショナーのマンフレッド氏は10日に今季開催に「100%」と自信を見せていたが、この日は一気にトーンダウン。米スポーツ局ESPNに対して「自信がない。対話がない限り、深刻なリスクは続く」と悲観的なコメントを発していた。実際にプレーする選手の1人として、黙っていられないようだ。

「(今季開催から)ロブ・マンフレッドとオーナーたちは勝手に引き下がっている…また。ファンはこんな仕打ちにふさわしくない。もう1度言おう。いつ、どこで試合をやるのか言ってくれ」

 3度のサイ・ヤング賞を受賞しているシャーザーは選手会と報酬面で対立している一部オーナーに対し、「何人かのオーナーは彼らの所有する球団の純利益が少ないって言っていたけど……。他にも純利益が少ない企業があるけど、どこか知ってる? (大手通販サイト)アマゾンだよ」と不満を示している。開幕へ一致団結するどころか、大リーグ機構と選手会の溝は大きくなる一方だ。

(Full-Count編集部)

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