鷹・二保が今季初の危険球退場 ロッテ中村奨の頭部に死球、ドラ3津森が緊急登板でプロ初登板
2回無死一、二塁ですっぽ抜けた真っ直ぐが中村奨の頭部に直撃
■ソフトバンク – ロッテ(21日・PayPayドーム)
ソフトバンクの二保旭投手が危険球で退場となった。21日のロッテ戦で先発したものの、2回に中村奨吾内野手に頭部死球を与えて退場処分を言い渡された。
2回だった。先頭のレアードに左前安打、続くマーティンに右前安打を許して無死一、二塁のピンチを迎えた。打席に入った中村奨はバントの構え。初球はバントに失敗しファウル、2球目はボールとなり、3球目だった。すっぽ抜けた真っ直ぐが中村奨のヘルメットを直撃。審判団の協議の末に危険球と判断されて退場処分を言い渡された。
先発投手が2回で退場処分となり、ソフトバンクのブルペンでは慌ててリリーフが準備。ドラフト3位ルーキーの津森宥紀投手がコールされた。突然のリリーフとなった津森はこれがプロデビュー戦。まさかの緊急事態で初登板のマウンドが回ってきた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)