西武は“レオリューション”、鷹は“S15”…パ6球団がスローガンに込めた思いに迫る

2020年シーズンのパ・リーグ6球団のスローガン【画像:パーソル パリーグTV】
2020年シーズンのパ・リーグ6球団のスローガン【画像:パーソル パリーグTV】

プロ野球は19日に開幕、パ・リーグ6球団のスローガンに込められた思いを紹介

 当初の開幕予定日から3か月がたち、いよいよ開幕を迎えたプロ野球。開幕直後の今回はパ・リーグ6球団のスローガンと、そこに込められた熱い思いをあらためて紹介する。

○西武「Leolution!(レオリューション)」

 西武の2020年シーズンスローガンは、獅子(レオ)と変革(レボリューション)を掛け合わせた造語「Leolution!(レオリューション)」。ロゴデザインは、黄金時代のライオンズブルーとレジェンドブルーを組み合わせ、ゴールドを加味することで栄光時代の幕開けを想起させるデザインとなっている。

 辻発彦監督はスローガン決定に際し、「ライオンズ命名から70周年という記念となる2020シーズン、新たな時代を築く『元年』となるべく昨年、一昨年に成し遂げることができなかった『日本一』を絶対につかみ獲るという強い決意で、2020シーズン臨んでまいります」とコメント。

 西武はパ・リーグ連覇を果たしながらも2年連続CSで敗退。また、今季から秋山翔吾外野手がメジャーリーグに移籍したため、その穴を埋める若手選手の台頭、そして投手陣のさらなる奮起が期待される。「ライオンズ命名70周年」と、チームにとって特別な1年となる2020年シーズン。自慢の「獅子おどし打線」でパ・リーグ3連覇なるか?

○ソフトバンク「S15(サァイコー)」

 ソフトバンクは「S15(サァイコー)」を2020年シーズンのスローガンに掲げた。このスローガンは「さあ、行こう! チームも選手もファンもサイコーな2020シーズンへ! Speedで行こう! Strongで行こう! Specialで行こう! SoftBank HAWKS 日本一へゴー! SoftBank HAWKS 15周年、進化してイコー! 2020年の福岡ソフトバンクホークス、『S15』で行こう!」と、さまざまな意味合いを持っている。ソフトバンクが誕生して15周年の節目となる今季は、選手にとってもファンにとっても特別なシーズンとなるだろう。

 今季で指揮を執って6年目となる工藤公康監督は、「絶対にリーグ優勝して日本一になれるよう、1試合1試合勝つことに向けてやっていく。僕も日々勉強、反省しながら前に向かっていきたい」とコメント。昨季は日本シリーズ連覇を果たしたものの、リーグ王座を2年連続で西武に奪われている。昨季は主力選手の故障離脱が目立ったが、今季は「S15」のもと万全の状態でリーグ王座奪取、そして日本シリーズ4連覇に期待が高まる。

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