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DeNA今永が「負けがついてよかった」と語った理由 広島大瀬良との投げ合いで感じた差

広島との開幕3連戦を1勝2敗で終えたDeNA。地元での開幕カードで思わぬ負け越しスタートとなったが、3人の先発投手はいずれも5回以上を投げて2失点以内に抑え、ラミレス監督も一定の評価を与えた。

広島のエース大瀬良は4安打1失点の完投「マウンドでの立ち振る舞いを見て、自分との違いを探した」

 タイムリーを打たれた大瀬良には、本業の投手としても差を感じていた。降板後は「大瀬良さんのマウンドでの立ち振る舞いを見て、自分との違いを探した」という。

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「雨でマウンドの状態が悪い中、下半身が安定していて再現性の高いフォームだった。自分はバラバラでバランスも合っていなかった」

 5回で降板した今永は93球。完投した大瀬良は8回終了時点で83球と、投球内容の違いも歴然だった。

「チェンジアップをストライクゾーンに残さないように投げようと意識したが、もっと精度を上げる必要があると感じた。真っ直ぐのほかに、もうひとついいボールを見つけて投げていかないといけないと思った」

 3か月遅れでの開幕となったが、「雨で暑くもなかったし、特に変わりはなかった」と影響は否定。それだけに、完投勝利を飾った相手エースとの差も感じていた。「なかなか思うように調整ができなかった分、大瀬良さんが純粋にすごいと思った。球数に関しては、それほど気にはしないようにしているが、大瀬良さんと比べると目に見えて差があることを開幕戦で見せつけられた」。

 2年連続での開幕戦勝利はならなかったが、ラミレス監督は「球数が多かったので5回で降板させたが、内容は悪くなかったし、相手が大瀬良でなければ勝てたのではないかと思う。期待通りの投球だった。次戦に期待したい」とエースへの信頼は揺るがない。

 1998年以来のリーグ優勝へ、大黒柱となるべきエース左腕。「今日の大瀬良さんの投球を参考にして、自分の教訓にしたい。こういうピッチャーにならないといけないと思ったし、とても勉強になった。負けがついてよかったと思う」。敗戦をいかに自分の糧にするか。かつてない異例のシーズンは、まだ始まったばかりだ。

(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)

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