阪神ボーアを悩ます“対左アレルギー” 実は最強助っ人バースも左は苦手だった?

2018年、2019年と2年続けて左投手からの本塁打はゼロ

 2014年からの6年間の成績を見ても分かるように、ボーアは左投手を打っていない。打率は2割台前半で、ここ2年は打率1割台に落ち込んでいる。キャリアハイの25本塁打を放った2017年こそ6本塁打を放っているものの、6年間でこれが最多。うち4年間では1本の本塁打も出ていない。メジャー通算92本塁打を放っているが、うち84本塁打は右投手からのものだ。

 全打数のうち、左投手との対戦は2割ほど。にも関わらず、三振数は334三振のうち、3割強の113三振を喫している。一方で、本塁打は1割にも満たない。明らかに左投手を苦手としており、さらに2018年、2019年と年を経るごとにその傾向は顕著となっていた。左投手に苦戦するであろうことは十分に予想出来たはずだ。

 ただ、まだ開幕してたった3試合しか経っておらず“失格”の烙印を押すには早過ぎる。“バースの再来”と持て囃されたボーアだが、実は、そのバースも米時代は左投手を打っていない。メジャー通算で325打数69安打9本塁打42打点、打率.212だが、対左投手は57打数11安打0本塁打5打点、打率.193。メジャーでは左投手から1本もホームランを打っておらず、その成績だけで言えば、ボーアよりも期待が薄い助っ人だった。

 来日1年目で新助っ人がいきなり結果を残すのは難しい。活躍のためには選手の努力や心構えだけでなく、周囲のサポートや我慢強さも必要になるだろう。阪神は23日から敵地・神宮球場でヤクルトと対戦する。新助っ人のバットから快音は響くか。

(Full-Count編集部)

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