大谷翔平、異例のシーズンへ二刀流復活意欲「最初から最後まで全力で飛ばしたい」

オンライン会見に臨んだエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】
オンライン会見に臨んだエンゼルス・大谷翔平【写真:盆子原浩二】

26歳の誕生日にオンライン会見を行った「開幕が決まって良かった」

 エンゼルスの大谷翔平投手が4日(日本時間5日)、キャンプ再開2日目を終え、オンライン会見を行った。18年10月の右肘のトミー・ジョン手術を受け、今季は2年ぶりの二刀流復帰が期待されている。「これ(二刀流)が普通だと思ってやってきたので、フルでチームに貢献できないもどかしさがあった。100%の状態で貢献したいなと思っているし、60試合制なので最初から最後まで全力で飛ばしていきたいと思います」と意気込みを語った。

 開幕延期から約4か月。新シーズンは7月23日か24日に開幕することが決まった。「とりあえず(開幕が)決まったことはよかったかなと思っていますし、(キャンプが)再開したときにしっかり頑張れるように準備はしてきたつもりなので、頑張りたいなと思います」と明かした。

 今季は新型コロナウイルスに感染するリスクなどから試合出場しない選手もいる。「何が正解なのかはよく分かってはいないところではあると思う。出来ることをまずやるしかない。僕は1人で暮らしているので、不安はない。家族がいる人とかはやっぱり不安じゃないかなと思います」と、複雑な胸中を明かした

 日本時間5日は26歳の誕生日。前日はブルペン入りしたが、この日はノースロー調整。投球フォームについては「よりシンプルにしたいなというのはずっと思っていた。よりシンプルに」と変更を加えているという。フリー打撃では右足を上げない打ち方で4本の柵越えを記録した。「たぶん上げないと思います。上げる上げないで大きな違いはない。タイミングさえ合えば」と明かした。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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