投手は斎藤雅樹、三塁は原辰徳…生粋のG党・ナイツが選んだ巨人ベストナインは?

漫才コンビ「ナイツ」の塙宣之さん(左)と土屋伸之さん(右)【写真:編集部】
漫才コンビ「ナイツ」の塙宣之さん(左)と土屋伸之さん(右)【写真:編集部】

6月25日の巨人-広島戦でアプリラジオゲスト出演、広島の上位打線は「ピレキクニシ」!?

 巨人愛溢れるポスターが話題の漫才コンビ「ナイツ」の塙宣之さんと、土屋伸之さんが球団公式アプリ限定配信のラジオ番組「GIANTS RADIO」に去る6月25日に出演した。巨人ファンである2人が東京ドームでの広島戦を観戦しながら「今年の注目ポイント」や「私が選ぶ歴代ジャイアンツベストナイン」というテーマでトークを展開。ナイツが選んだベストナインとは?

 漫才ではボケをたたみかける塙さん。MCから今年の巨人のポイントを問われると「5番バッターじゃないでしょうか」と4番・岡本の後を打つポイントゲッターの存在を挙げた。亀井や陽、中島らが入り、定まってはいない。鋭い視点にすかさず、土屋さんが“ツッ込む”。「塙さんは巨人のことになると思ったよりボケませんね」。笑いを忘れるほど、野球と真剣に向き合って番組はスタートした。

 次第に野球好きと笑いの本能が融合し始め、本領発揮。「1番・ピレラ」「2番・菊池涼」「3番・西川」という広島のオーダーを見て「今年は“ピレキクニシ”か」と上位打線の愛称を“勝手に”付けると「タナキクマル(田中・菊池・丸)みたいに言うな!」と息ピッタリ。収録現場のスタッフは大笑いだった。

 ベストナインを決めるコーナーではG党歴41年を誇る塙さんは投手を斎藤雅樹、捕手は阿部慎之助、一塁・中畑清、二塁・篠塚和典、三塁・原辰徳、遊撃・坂本勇人、左翼・ラミレス、中堅・松井秀喜、右翼・高橋由伸と選出。選べなかった選手は、史上最強助っ人のクロマティから、アウトカウントを間違え、チェンジではないのに左翼席にボールを投げてしまった“事件”を起こしたクリス・レイサム(2003・04年在籍)まで、マニアックな知識で選手の名前を挙げていった。

 試合前には巨人の選手を題材としたネタを東京ドームのコンコースで披露。場内のオーロラビジョンにも映し出され、試合前の選手たちもその様子をチェック。笑いを届けていた。収録後、塙さんは「不思議な感じというか、夢のような時間でした」。土屋さんは「野球観戦に熱中してしまいました。生で見るプロのボールというのが、本当に凄いんだなと感じました」と驚いた様子で、早くファンが入り、チームと観客が一体化する時を楽しみにしていた。

 ジャイアンツの新公式アプリ「GIANTS APP」はラジオ放送の他、試合に連動してジャイアンツ選手の成績情報を表示する「試合モード」や選手にエールを送る機能を搭載。エール機能では、送った選手がヒットや、ホームラン、三振などをとると、デジタルピンズを獲得することができる。東京ドーム来場時限定のプレゼントやクーポン、今季からドーム内に新設された無料Wi-Fiサービス「GIANTS_Wi-Fi」の利用(登録無料のGIANTS IDが必要)、専用端末に並ぶことなく来場登録がスマホでできるなど、新たな機能が加わった。

(楢崎豊 / Yutaka Narasaki)

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