筒香嘉智、紅白戦苦戦も「通用する」 レイズ打撃コーチがメジャーでの活躍に太鼓判

レイズ・筒香嘉智【写真:AP】
レイズ・筒香嘉智【写真:AP】

16日の紅白戦で2打数無安打2四球も、打撃コーチは帰国期間での変化を評価

 今季からレイズ加入した筒香嘉智外野手は16日(日本時間17日)、7イニング制で行われた紅白戦で「3番・三塁」で先発出場。2打数無安打2四球だった。紅白戦ではなかなか快音が出ていないが、チャド・モットーラ打撃コーチは球団ラジオ番組に出演し、「日本からやってきた良い選手で、打撃も通用するだろう」と期待した。

 筒香は今春のオープン戦では通算28打数5安打の打率.179、1本塁打、3打点。3四球、13三振と適応に苦しんだように映るが、モットーラ打撃コーチの信頼は変わらないようだ。「良い選手だということは我々の目にも明らか」とし、メジャーでの活躍に太鼓判を押した。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴うチームの活動停止から、筒香は日本へ一時帰国していた。日頃から接する打撃コーチの目には、筒香に“変化”があったという。「『皆と同じようにやればいい』というのが我々の思いだった。『私もキャッシュ(監督)も君には君らしくいて欲しい』とね。日本に帰国して、そこでリセットして彼の中で色々整理できたと思う。振る舞い方を見ればそれが伝わってくる」。気持ちの面でいいリフレッシュとなったようだ。

 モットーラ打撃コーチは1996年にレッズでデビュー。2007年に現役引退するまで4球団でプレーしたが、メジャー59試合出場の苦労人だった。結果は伴わずとも、余計な肩の力が取れた日本人大砲には何も心配していないようだ。

(Full-Count編集部)

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