メッツ買収目論むAロッドに舌禍騒動 選手会は「アレックスは変わった」と批判

ヤンキースなどで活躍したアレックス・ロドリゲス氏【写真:Getty Images】
ヤンキースなどで活躍したアレックス・ロドリゲス氏【写真:Getty Images】

年俸制限に関わる失言を選手会が批判、本人は「言ってない」と釈明

 メッツ買収を目指す元ヤンキースのアレックス・ロドリゲス氏が、選手が年俸制限を受け入れるよう発言したことで、選手会から批判を浴びている。米TV局「ESPN」が報じた。

 記事では、「アレックス・ロドリゲス氏がサラリーキャップ(年俸総額制限)に関連するレベニュー・シェアリング(利益分配制度)のシステムを受け入れるように野球選手たちに求めたことで、すぐに選手会から批判を受けた。しかし、ロドリゲス氏はその後『サラリーキャップ』とは言っていないと主張した」と事の顛末を紹介した。

 サラリーキャップとは、各チームが所属選手に支払う年俸総額をリーグ全体の収入に基づいて上限金額を規定する制度のことで、1994年にMLBが導入を試みた際には選手会が激しく反発。232日間にも及ぶプロスポーツ史上最長のストライキに発展した。

 記事によると、ロドリゲス氏は開幕までのゴタゴタで選手会とMLBの関係は最悪の状態である現状を踏まえ「NFLやNBA、デジタルメディアの人気が高まっていることにより、ストライキの時代とは状況が変わっている。野球のマーケットシェアを高めるために、選手会がMLBと協力すべきだ」と発言、選手への協力を求めたという。

 これに対し、選手会のトニー・クラーク専務理事は「オーナー側がサラリーキャップの導入を何度も試みる中で選手会が闘ってきたことにより、アレックスは誰よりも恩恵を受けました。オーナーになろうとしているため、視点が変わったようです。選手の利益を最大限に考えていません」と声明を出し、現役時代と立場や考え方の変わったロドリゲス氏を強く批判している。

 ロドリゲス氏は17日(日本時間18日)、自身のツイッターで「昨日、労使協定が2021年に失効することについて聞かれ、正直に回答しました。しかし、サラリーキャップという言葉は使っていません。解説者とファンとして、私の目標は野球の発展です。選手側とオーナー側が野球の発展に向けて協力すべきだと主張したのです」と釈明。この舌禍騒動が念願のメッツ買収にどう影響するか。

(Full-Count編集部)

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