リアル二刀流、開幕3番スタメン…“知将”マドン監督が描く大谷翔平の起用法

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

マドン監督が二刀流・大谷翔平の起用法の一端を明かした

 エンゼルスのジョー・マドン監督が17日(日本時間18日)、大谷翔平投手を投打同時に起用するリアル二刀流プランについて、「この仕事に就いた時から考えている。オオタニもそうだと思うが、私も、いつか、そうなればいいとは思っている。しかし、それ以外は何も言えない」と話すにとどめた。

 18年10月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた大谷は今季が投手復帰1年目のシーズンとなる。24日(同25日)からのアスレチックス開幕4連戦では第1戦で打者、26日(同27日)の開幕3戦目では693日ぶりの復帰登板が予定されている。今季は60試合と短縮されたシーズンだが、リアル二刀流でフル回転させる考えは現時点で持っていないようだ。

「メディカルの観点から考えないといけない。手術から復帰するのだし、多くのことが関わってくる。今の時点では難しいが、数年経って落ち着いてくれば、そういうことをすることがもっと容易になるかもしれない。今シーズンが進むにつれて、(彼を取り巻く状況が)緩和されるかもしれないが、とにかく始めは落ち着いてプレーさせたい。状況をよく観察して、必要であれば調節していこうと思っている。それが現在のプランだ」

 紅白戦では大谷を3番打者として起用。トラウト、大谷、レンドンとジグザグのオーダーを組んでいる。今季からワンポイントリリーフが禁止となることを見据え、大谷を3番打者として起用する方針だ。マドン監督は「試運転したかった。その1つは右-左-右という並びでオオタニがより守られるということ。現状のルールでは2アウトでオオタニの打席が回ってきた時、左腕がオオタニを仕留めることができなかったら、あと2人の右打者と対戦しなければならなくなる。後ろ(のレンドン、プホルスら)を気にして左腕を登板させなかったら、それも都合がいい」と意図を説明した。

 2番にMVPトラウトが入り、4番には昨季ナ・リーグ打点王のレンドン。打者・大谷にとっては最高の環境と言えそうだ。この日の紅白戦では外野2人、内野に5人を配置する仰天シフトを敷いたマドン監督。メジャー屈指のアイデアマンとして知られる指揮官の二刀流起用法は徐々に固まりつつあるようだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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