ボーア&サンズ復調、広島とDeNAは苦戦 開幕1か月の12球団助っ人事情は?【セ編】

中日のアリエル・マルティネス【写真:荒川祐史】
中日のアリエル・マルティネス【写真:荒川祐史】

広島はK・ジョンソン、スコット、メヒアと調子が上がらず…

【広島】
K・ジョンソン 4試合0勝3敗0S0H 5.73
DJ・ジョンソン 5試合0勝0敗0S0H 1.80
スコット 6試合0勝2敗0S0H 22.50
フランスア 10試合0勝1敗0S1H 6.23
ピレラ 101打数26安打3本塁打8打点 .257 出.286
メヒア 52打数11安打2本塁打3打点 .212 出.268

 ここまで5位に沈んでいる広島だが、その要因の1つには外国人の不振が挙げられるだろう。先発ローテの柱として期待されるはずのK・ジョンソンは1勝も出来ずに登録を抹消。開幕当初、守護神を任されたスコットは炎上続きでこちらも登録を抹消された。フランスアも防御率6点台だ。ピレラも出塁率2割台では物足りず、ここ最近はスタメンから外れる試合も。メヒアもファームに降格となっている。

【中日】
ゴンサレス 9試合0勝0敗0S3H 2.70
R・マルティネス 10試合1勝0敗2S5H 0.90
アルモンテ 37打数9安打1本塁打5打点 .243 出.317
A・マルティネス 33打数13安打1本塁打8打点 .394 出.444
ビシエド 104打数34安打9本塁打24打点 .327 出.373

 最下位に沈む中日だが、助っ人たちは奮闘している。中継ぎのゴンサレスは3ホールドをマークし、R・マルティネスは岡田に代わるクローザーに。育成から支配下に昇格したA・マルティネスも4割近い打率を残し、ビシエドも貫禄の働きを見せている。アルモンテが故障で離脱したものの、助っ人たちは上々の働きを見せていると言えるのではないか。

(Full-Count編集部)

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