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プロで実現した2013年の甲子園春夏優勝投手対決 西武高橋光とロッテ小島の“現在地”

西武・高橋光成投手VSロッテ・小島和哉投手。22日にメットライフドームで実現したこの2人の投げ合いは小島に軍配が上がった。高橋光は2013年夏の甲子園で群馬・前橋育英高を、小島は同年春の選抜大会で埼玉・浦和学院高を、共に2年生エースとして全国制覇に導いた甲子園春夏優勝投手による珍しい対戦だった。

22日の西武戦に先発したロッテ・小島和哉【写真:荒川祐史】
22日の西武戦に先発したロッテ・小島和哉【写真:荒川祐史】

今季防御率は高橋光が5.34で、小島が4.78

 近い将来のエースと目されている高橋光への期待値は高く、西武・辻監督はめったに手放しではほめない。今季2勝目を挙げた6月30日のオリックス戦でも、6回まで無失点で抑えながら、3点リードの7回にロドリゲスの2ランを含む3連打を浴びて降板。投球数が100に近づき、いったん崩れ始めると歯止めがきかず、指揮官は「急にガタッと馬力が落ちた。厳しいことを言うようだが、もう少し頑張ってもらいたい」とおかんむりだった。

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 その点、この日は負けたとはいえ、求められていた粘りを見せた。2点ビハインドで迎えた7回、2死満塁のピンチを招いたが、この日120球目にして149キロを計測して4番・安田を中飛に仕留め、追加点を許さなかった。辻監督も「粘ったといえば粘ったが、相手投手にもいいピッチングをされて、粘り切れずに先に点を与えてしまったところが今ひとつ」と注文を付けながら「全体的には2失点で頑張った」と評価した。

 一方、ようやく“呪縛”を解いたのが小島だ。埼玉県出身で、メットライフドームはいわば“地元”。昨年4月4日にこの球場でプロ初登板(先発)を果たしたが、2回8失点で黒星を喫した。同7月17日にも再びメットライフの先発マウンドに上がったが、4回1/3で4点を失い返り討ち。今年も今月8日にZOZOマリンで行われた西武戦に先発したが、6回2失点で3たび敗戦投手となった。西武戦は過去3戦3敗だっただけに「去年ここで負けてから、早く1勝がほしかった」と胸をなでおろした。

 今季防御率は高橋光が5.34で、小島が4.78。ともに先発ローテの柱としては胸を張れる数字ではない。この日を“ライバル伝説”の序章として、お互いを高め合っていってほしいものだ。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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