大谷所属のエンゼルスは「米球界を驚かせる」 今季躍進チームに米局選出

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

米ESPNは今季展望特集で二刀流・大谷翔平を“復活期待の選手”として取り上げた

 新型コロナウイルスで延期となっていた大リーグは23日(日本時間24日)、約4か月遅れで開幕を迎えた。米スポーツ局「ESPN」は60試合制で行われる今季の展望を紹介。2年ぶりの二刀流が期待される大谷翔平投手は“復活期待の選手”として取り上げられた。

 同局は「エキサイティングな若手選手」「エキサイティングな対決」「2年目の復活」など項目を分けて紹介。大谷は「『再現できるか?』の選手」として紹介された。

「オオタニは打率.286、出塁率.343、長打率.505、18本塁打とし、2018年シーズンの打撃成績がまぐれではないことを証明した。ルーキーシーズンほどの生産率ではないが、例えばアルバート・プホルスよりもずっと良い成績である。今季は投手復帰し、週に1度先発する。二刀流選手が高いレベルでプレーできるのか、再び見ることができる」

 また、大谷が所属するエンゼルスは「2019年勝率5割未満で最もプレーオフ進出の可能性が高いチーム」として、秋山翔吾外野手のいるレッズ、ホワイトソックスに続いて3位に入った。昨季は72勝90敗で地区4位と低迷。昨オフに3度の最優秀監督賞を受賞しているジョー・マドン監督が就任。ナショナルズの世界一に貢献したアンソニー・レンドン内野手が加わった。

「マイク・トラウトとアンソニー・レンドンは球界で最高のワンツーパンチかもしれない。オオタニの投手復帰、アンドレルトン・シモンズの守備、過小評価されているデビッド・フレッチャー、ルーキーのジョー・アデルがもたらすかもしれないインパクトを踏まえると、先発陣が少しでも結果を残せれば、エンゼルスは驚かせるかもしれない」

 エンゼルスはこの日、大谷翔平投手が開幕3戦目となる26日(同27日)の敵地・アスレチックス戦で先発すると発表した。2018年10月の右肘のトミー・ジョン手術後初の公式戦登板で、同年9月2日(同3日)のアストロズ戦以来693日ぶりだ。24日の開幕戦は「3番・指名打者」として出場する見込み。投打の二刀流選手として、エンゼルスの躍進へつなげたいところだ。

(Full-Count編集部)

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