ヤ軍スタントン140M弾&3打点に辛辣NYメディアも称賛 「モンスター弾で幕開け」

今季のMLB第1号となる本塁打を放ったヤンキースのジャンカルロ・スタントン【写真:AP】
今季のMLB第1号となる本塁打を放ったヤンキースのジャンカルロ・スタントン【写真:AP】

初回の第1打席でシャーザーから140メートルの特大1号2ランを放ったスタントン

■ヤンキース 4-1 ナショナルズ(日本時間24日・ワシントン)

“不良債権化”が懸念されていたヤンキースの主砲が最高のスタートを切った。23日(日本時間24日)のナショナルズとの開幕戦でジャンカルロ・スタントン外野手が140メートルの特大2ランを含む2安打3打点と活躍。これまで辛辣だった地元メディアも「モンスター弾で2020年の幕が開けた」と称賛の声を送っている。

 ヤンキースは初回にスタントンが左中間最上段へ140メートルの特大1号2ランで先制。1点差に迫られた3回にはジャッジの適時二塁打で加点し、5回にはスタントンの適時打で突き放した。6回の攻撃中に激しい雨のために試合が中断となり、そのままコールドゲームとなった。

 昨季は18試合の出場に終わりわずか3本塁打。2600万ドル(約28億円)の高額年俸もあり、辛口で知られるNYメディアやファンから批判を浴びていたが、2020年シーズンの開幕戦で見せた活躍ぶりに地元紙「NYポスト」は「スタントンの左翼スタンドへのモンスター弾で2020年の幕が開けた」と絶賛。

 スタントンもナショナルズのエース・シャーザーから放った特大弾に手応えを感じているようだ。MLB公式サイトは試合後のコメントを紹介しており「シャーザーの直球に狙いを定めておいて良かった。とにかく狙いが良かった」とご満悦だった。

 今季は2月のスプリングトレーニングでの守備練習中に右ふくらはぎを痛め、開幕が絶望的になっていたが、コロナ禍で開幕が大幅に遅れ、その間に回復する幸運にも恵まれた。最高のスタートを切ったスタントンは今後も“雑音”を吹き飛ばす活躍を見せることができるか、注目だ。

(Full-Count編集部)

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