筒香、逆転打&米初マルチで4連勝に貢献 指揮官「今日は大きな働きをしてくれた」

「4番・左翼」でブレーブス戦に先発出場したレイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】
「4番・左翼」でブレーブス戦に先発出場したレイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】

地元記者も称賛「すでにメジャーに4年いるような雰囲気を持つ選手に見える」

■レイズ 5-2 ブレーブス(日本時間29日・タンパ)

 レイズの筒香嘉智外野手は28日(日本時間29日)、本拠地でのブレーブス戦に「4番・左翼」で先発出場し、3回の第2打席で逆転2点タイムリーを打った。第4打席にも右前打を放ち、メジャー初となるマルチ安打を記録。チームの4連勝に大きく貢献する活躍に、ケビン・キャッシュ監督は「今日は大きな働きをしてくれた」と称えた。

 1点を先制された直後の3回裏。2死満塁の絶好機で打席に立つと、先発右腕ライトが1ストライクから投じた2球目、外角低めのカーブを踏み込んで捉え、ライトへ鋭いライナーで打ち返した。この間にキアマイヤーに続き、二塁走者ロウも生還。2打点を挙げて逆転に成功した。

 また、8回先頭で迎えた第4打席には4番手マツェックから右前にヒットを放ち、メジャー初マルチ安打を記録。チームの4連勝に大きく貢献した。

 試合後、地元記者から「彼はすでにメジャーに4年いるような雰囲気を持つ選手に見えるが、どう評価するか」と質問されたキャッシュ監督は「彼はベテラン選手。米国から遠く離れた場所でプレーしていたが、間違いなくベテランだし、メジャーレベルの才能を持っている」と高く評価。さらに「左翼と三塁を守れる上に、勝負強い打撃は素晴らしい。今日は大きな働きをしてくれた」と手放しで称えた。

 指揮官ばかりか地元記者も感心させた筒香の快進撃は、まだまだ続く。

(Full-Count編集部)

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