秋山翔吾、メジャー初マルチで勝利貢献 不運すぎるトリプルプレーに倒れる“珍事”も

「1番・左翼」で本拠地でのカブス戦に先発出場したレッズ・秋山翔吾【写真:AP】
「1番・左翼」で本拠地でのカブス戦に先発出場したレッズ・秋山翔吾【写真:AP】

開幕右腕ヘンドリックス攻略でメジャー初得点も記録、7回のトリプルプレーは微妙な判定も…

■レッズ 12-7 カブス(日本時間30日・シンシナティ)

 レッズの秋山翔吾外野手は29日(日本時間30日)、本拠地のカブス戦に「1番・左翼」で2試合連続先発出場。5打数2安打1得点とメジャー初のマルチ安打をマークする活躍で12-7での勝利に貢献したが、7回の好機ではトリプルプレーに倒れる“珍事”があった。

 この日は、開幕投手の右腕ヘンドリックスと対戦。秋山は初回先頭の第1打席は空振り三振に倒れたものの、3回2死一塁の第2打席では2ボール2ストライクから右前へ打ち返し、同一、二塁に好機を広げた。

 ここは得点にはつながらなかったものの、5回1死一塁では中越えのエンタイトル二塁打。メジャー初のマルチ安打で同1死二、三塁にチャンスを広げ、1死満塁からはスアレスの中前2点打で生還。これがメジャー初得点となった。6回1死では左腕ブラザーズと対戦。厳しい内角球に見逃し三振を倒れた。

 2安打と活躍したものの、12-5でリードした7回無死満塁の好機では不運も。右腕アンダーウッドから三塁線へライナー性の打球を飛ばしたが、三塁ブライアントが好捕。三塁ベースを踏んで一塁へ転送し、トリプルプレーとなった。ブライアントが捕球する直前にはワンバウンドしているようにも見えたが、レッズはチャレンジせず。不運すぎる結果でこのイニングの攻撃が終わった。
 
 それでも、5打数2安打の活躍で秋山は打率.267に。1番打者として役割を果たし、勝利に貢献した。

(Full-Count編集部)

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