大谷翔平、完璧スタートの今季初盗塁に敵地メディア絶賛 「ノーチャンス」

7回に今季初盗塁を決めたエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
7回に今季初盗塁を決めたエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

7回1死一塁の場面で大谷は二盗に成功、完璧なスタートを切りメジャー通算23盗塁

■マリナーズ 8-5 エンゼルス (日本時間31日・アナハイム)
 
 エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、本拠地マリナーズ戦で「5番・DH」で先発出場。9回の第4打席で2号3ランを放つ活躍を見せたが、7回には自慢の脚でも魅せた。今季盗塁を決めたが、敵地中継局の実況は「オオタニは本当に動けますね」とスピードを称賛していた。

 7回に併殺崩れで出塁した大谷が韋駄天ぶりでシアトルメディアを驚かせた。1死一塁だ。プホルスの打席で二塁へ抜群のスタートを切ると悠々セーフ。メジャー通算23個目となる今季初盗塁を決めた。

 これには敵地シアトルで中継している「ROOTスポーツ」の実況も「オオタニは本当に走れますね!」と韋駄天ぶりに絶賛。「変化球で走りました。ハドソンはすごくいい送球でしたが、アウトにするのはノーチャンスでした」と振り返っていた。

 また解説を務めたマリナーズや阪神でプレーしたマイク・ブロワーズ元内野手は前日の試合前の親友とのウォーミングアップに注目。

「オオタニはデビッド・フレッチャーとジャンケンをしてから、40から50ヤード(約37メートルから46メートル)のダッシュをしてたんですよ。オオタニが2歩半から3歩差で勝ってましたね。フレッチャーも多少の足自慢ですが……」

 昨年8盗塁を記録したフレッチャーを完全に凌駕した大谷のスピードスターぶりをブロワーズ氏も高く評価していた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY